緒方洪庵、木下利玄について

 足守において、住民の方々が今も語り継ぎ、また誇りに思う先人が二人おられます。一人は江戸時代末期に医学者、蘭学者そして教育者として世に知られ、大阪における蘭学塾の「適塾」の開設や、また当時発生した天然痘、そしてコレラ撲滅に奔走した「緒方洪庵」であり、そしてもう一人は、旧足守藩木下家の14代当主で歌人の「木下利玄」です。

 二人については、江戸から明治への変革期に活躍した人物で、多くの実績とともに多くの短歌を残しています。これらを収集し、歌集として取りまとめたものが次の緒方洪庵歌集、そして木下利玄歌集です。

 この2つの歌集は、岡山市近水観光振興会刊行の冊子です。(自主事業)

    購入希望の方は、「備中足守まちなみ館」で、ご購入下さい。(各1冊 500円)     


◇緒方洪庵歌集

見開きのページ


約76ページ


◇木下利玄歌集

見開きのページ

約110ページ



◇その他の関連資料

 足守の文化、史跡等に関する関連書籍

  1.足守生れの緒方洪庵読本(緒方洪庵顕彰会刊)

  2.西洋医学の先覚者 緒方洪庵と足守(作画:南一平著・足守地域活性化推進事業実行委員会)

  3.歌人木下利玄の生い立ち(岡山市近水観光振興会刊)

  4.足守の史跡、文化財(池田克己編著、足守歴史同好会刊)

  5、岡山に生きた豊臣家 〜備中足守藩 木下家資料〜 (岡山シティーミュージアム編集・発行)

 「備中足守まちなみ館」で、ご覧いただけます。